音楽を作るには...


 音楽って、結局「聴いたもの」が体から出てくる部分がかなり大きい。

だから、曲をたくさん聴くっていうのは、
ただの“趣味”じゃなくて、

「音楽の語彙を増やす作業」

なんだよね。


例えばラップでも、

言葉を知らない人は韻も踏めないし、
面白い言い回しも出てこない。

音楽も同じで、

  • どんなドラムがあるか
  • どんなコード進行があるか
  • どんな空気感があるか
  • どんなミックスがあるか

を大量に聴いてる人ほど、
引き出しが増える。


特に重要なのが、

「好きな曲を分析しながら聴く」

こと。

ただ流すだけじゃなく、

  • キックいつ入ってる?
  • ハイハットどう揺れてる?
  • ベースどこで抜いてる?
  • なんでここ気持ちいい?

って考える。

これで耳が育つ。


実際、有名アーティストもめちゃくちゃ聴いてる。

Kanye West

サンプリング文化の象徴みたいな存在。

昔のソウル、
ロック、
エレクトロ、
ゴスペルまで掘りまくってる。

だからアルバムごとに世界観が違う。

Kanyeの凄さって、
「新しい音をゼロから生んだ」より、

「大量に聴いて組み合わせた」

部分がかなり大きい。


Metro Boomin

トラップのトッププロデューサーだけど、
昔のサウスの空気感をめちゃ研究してる。

特に

  • Three 6 Mafia
  • DJ Paul
  • Juicy J

あたりの影響はかなり大きい。

今のトラップのハットや不穏な空気って、
Memphis系の流れがかなり入ってる。


Dr. Dre

この人も異常なくらい音楽を聴くことで有名。

ファンク、
ソウル、
シンセポップ、
映画音楽まで吸収してる。

だからG-Funkみたいな、
「ラップなのに気持ちいい」音を作れた。


逆に、
曲を全然聴かずに作ろうとすると、

  • 展開が単調
  • ドラムがワンパターン
  • どこかで聴いた感じ
  • 音の選び方が狭い

になりやすい。


あと面白いのが、

「好きじゃないジャンル」

も聴いた方が伸びること。

例えば

  • ジャズ
  • 昭和歌謡
  • アンビエント
  • パンク
  • ハウス

とか。

直接そのまま使わなくても、
リズム感とか空気感が体に入る。


特にビートメーカーって、

「耳のライブラリ」

で戦ってる部分がある。

FL Studioの技術だけじゃなくて、

“何を知ってるか”
“何を聴いてきたか”

がそのまま音に出る。


だから結局、

たくさん聴く

好きな部分を見つける

真似する

混ざる

自分っぽくなる

って流れが、
ほとんどのアーティストの成長ルートなんだよね。


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